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説明
2021年4月11日現在の、webmasterの自宅のオーディオ装置構成を説明します。
音源
Webmasterが普段再生する音源は、以下です。
- CDからiTunesでリッピングしたm4aファイル
- デジタルTVからのS/PDIF出力
- FM受信のライン出力
- アナログレコードから録音したWAVファイル
- SACDから録音したDSDIFFファイル
それぞれの詳細を説明します。
CDのリッピング
CDからのリッピングは、Windowsマシン上でiTunesを使ってALACファイルにしています。
ALACなのは、ロスレス圧縮したいからです。
iTunesを使用するのは、ネット上のデータベースから曲のメタデータ(曲名やアルバム名、アーティスト名)を持ってきてくれるからです。
データはCore-i3パソコンに入れて、自作の再生アプリでリアルタイムに11.2MHzのΔ∑に変換して、自作のPDMアンプで再生しています。
デジタルTVのS/PDIF出力
フルデジタルアンプで再生するために、デジタルTVの出力はS/PDIFから入力しています。
S/PDIF入力を受け付けるPDM方式のフルデジタルアンプを作成したので、そのアンプを使用してFOSTEXのFe103NVスピーカーに出力しています。
FM受信のライン出力
アナログライン出力は、まだPDMアンプに出力できません。
LM3886を使った山本式電流帰還アンプで、電流駆動用ネットワークに変更した2wayブックシェルフスピーカーから出力しています。
アナログレコードのデジタル化
アナログレコードは、ジャンクで入手したイコライザー内蔵のプレーヤーで再生して、エレキ工房No.5に掲載したΔ∑レコーダーで一旦11.2MHzのΔ∑にします。
その後、自作のフィルタプログラムで44.1kHzfsのWAVファイルに変換しています。
SACDのキャプチャー
SACDのデータ化には、SACDプレーヤーのDAC LSIに入る直前のデータを取り出して、USB経由でパソコンに録音しています。
SACD一枚が、最初に一つの巨大なDSDIFFファイルになるので、自作の『DSDIFF無音部検出プログラム』と『DSDIFF分割プログラム』を使って、曲を分割しています。
再生には、CDのリッピングデータ再生システムと同じ機材を使用します。
SACDからキャプチャーした2.8MHzfsのDSDを11.2MHzfsに変換していますが、ボリュームを0dBにしている限り、2.8MHzfsを再生しているのと同じです。
市販の機材で高音質を求めるには
Webmasterが使っているPDMアンプも山本式電流帰還アンプもは、市販されていないので一般の人が同じ機材を揃えられません。
「Webmasterが市販の機材だけでいい音を聴くとしたらこんな機材を揃える」という例をあげます。
- CDリッピング機材
- iTunesが載っているWindowsかMac OS Xのパソコンを使います。
このパソコンは、再生にも使えます。
- レコード録音機材
- 一般の人がお手軽にΔ∑録音できる現行製品は、KORGのDS-DAC-10R位しか知りません。
良質なアナログアンプを入手して、レコードはリアルタイムに直接再生したほうが良いでしょう。
- SACDキャプチャー機材
- 一般の人がお手軽にSACDキャプチャーできる現行製品を、webmasterは知りません。
良質なアナログアンプを入手して、SACDはリアルタイムに直接再生したほうが良いでしょう。
- 再生機材ライン出力まで
- 録音機材でiTunesが乗ったパソコンとDS-DAC-10Rを入手したら、それを再生機材にできます。
そうでなければ、WindowsパソコンかMacintoshパソコンを購入して、中国製USB DAC (SMSLとかTOPPING、LOXJIEあたり)でどうでしょう?
ただし、webmasterは実際に購入して比較試聴したわけではないので、保証はできません。
再生アプリは、webmasterが配布している FPlayerとAmaneroPlayer Mac向けAmaneroPlayerでどうでしょうか。
- 再生機材パワーアンプ
- 電流駆動アンプの市販品を、webmasterは知りません。
でも、いい代替品があります。
電圧帰還していない無帰還アンプの一部は、電流駆動になっています。
なんのことはない、無帰還への先祖返りが、実はHi-Fiへの近道なのです。
昔のビンテージものは部品の劣化が進んでいるので推奨できませんが、DIYショプなどでいまでも無帰還アンプのキットを見かけます。
- 再生機材スピーカーシステム
- 市販の2wayブックシェルフスピーカーを購入して、ネットワークを電流駆動むけに改造するのはどうでしょうか。
改造する技術がない人には、フルレンジ一発のスピーカーシステムをお勧めします。
Stereo誌が毎年夏に雑誌付録する自作部品でも、電流駆動アンプと組み合わせれば、そこそこの音が出ます。