Webmasterは、2017年3月に特許を2件出願し、両方共成立しました。 ここでは、その特許に関わる話題を取り上げます。
対象分野は、主にオーディオです。 ΔΣをさらに変調して今までにない PDM 方式でスピーカーを駆動し、低歪再生を実現します。 オーディオ以外では、DCモーターを駆動する方式としてPWMの代わりに使用できます。
私の第6235182号の特許を実施すると、ほぼ自動的に他者の特許第6609904号に抵触します。 他者の特許と私の特許は、全く違う目的を実現するための特許ですが、出てくる信号は同じパターンになります。
同時に2つの特許を利用することに注意してください。
特許第6609904号は年金不納により2022年11月8日に権利消滅していました。
両方共請求項すべてが認められ成立しました。
特許として実際に使えるようになるまで、まだハードルがあります。
出願の後、所定の期間内に審査請求をします。 特許庁の担当者が精査して、すでに知られている技術や誰でもすぐに考えつく内容ではないかチェックされます。 この課程はクリアしました。
出願から18ヶ月経過すると公開されます。 だれでも閲覧できるようになるので、ライバルメーカーも特許庁の担当者と同様のチェックを行えます。 本技術はすでにKindle書籍として公開済みなので、公開を待たずにライバルメーカーがあら捜しすることが可能です。
特許として有効と認められても、特許料を払いたくないライバル企業は、特許の抜け道や同じ効果を発揮する別の方法を探します。
国際出願する場合は、日本で認められた特許でも海外で成立しないケースもあります。
ハードル1に書いたように、ライバル企業は特許の無効を申し立てる権利があります。 この権利を悪用して、無茶な言いがかりで次々と無効請求をつきつけると、その審査にかかる費用で特許出願者を破産に追い込むこともできます。
Webmasterのアイディアが、出願前に盗まれている可能性もあります。 別人が、さも自分で考えたふりをして同じ内容を先に出願してしまえば、そちらが優先されます。 その場合は、webmasterが『アイディアを盗まれたこと』を証明できない限り、盗んだ人の特許になります。
特許には維持費がかかります。 特許権者を貧乏に追い込んで維持費が払えない状況にすれば、20年間の特許権がキレるのを待たずに無償で特許を使えるようになります。 今、日本のオーディオメーカーが狙っているのはこれかもしれません。 ただし、特許取得からの流れはここで報告しているので、そんな事態になったときには、日本のオーディオメーカーは「ライセンス料をケチって数十億の収入をドブに捨てた」という国際的な評価がくだされることでしょう。 日本国にとっても不名誉ですけどね。
特許でやらかした会社の話 を別ページに移動しました。
発明の技術を説明するため、説明を本にしました。 ネットショップAmazonのkindle書籍として、2017年5月3日より販売中です。 門外漢の冷やかしを避けるため、あえて500円の値付けにしています。 Amazonの電子書籍端末Kindleの他に、パソコン用の無料アプリケーションでも読むことができます。 英語版も作ってAmazonで販売中です。
試作品を何種類か作りました。 詳細は、基本の試作品を参照してください。
初期型フルデジタルアンプとパワー増強型フルデジタルアンプ、ヘッドフォンアンプは、いつでもデモンストレーション可能です。 お聴きになりたい方は webmasterまでご連絡ください。
Webmasterの生活費を稼ぐため、ビジネス展開を予定しています。
メーカーへ技術ライセンスを提供するため、会社をつくる予定です。
特許出願のため2.5ヶ月間(見積もり交渉時の予定より1ヶ月遅れ)弁理士さんとやり取りしている間に、いろいろ思いついたことがあります。 こちらを特許にするかどうかは未定ですが、応用技術を試すつもりですし、書籍を1冊書くことになるかもしれません。
状況はまだ変化中です。 続報をお待ちください。
2017年3月29日 初出
2023年12月10日 追記