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大メーカーが資本力で消費者を
囲い込む商法は終わりにしよう(1/2)
高度経済成長時代は、大企業にとって世の中が都合よく回っていた時代だった。
- 右肩上がりの売上を一部還元して、研究開発を進めることができた
- 研究にお金をかければ、金額に比例する結果が得られた
- 小改良の積み重ねだけでも、高品質商品として世界に認められた
現代は、単純じゃない
- 大企業に資金的余裕がなくなった
- 新技術の発展速度が速いので、最先端についていけるエンジニアが減った
- 経営者はもちろんついてこれないので、的外れなことを言っている
- 技術の高度発展によって、新規開発する商品に取り入れる技術分野全体を広く深く見渡せる技術者が減った
- 日本人の得意な小改良の積み重ねでは物が売れなくなった
- 戦後の混乱が数十年かけてゆっくりおさまると、有能な人材ではなくて、太鼓持ちが出世するようになった 天下泰平?でも国は貧乏だよね