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ΔΣ録音機企画検討時の悩み
要求仕様として5.6MHzのDSDを扱うUSB DACを作るなら、USBのHi-speed (480Mbps)通信は必須
USBから受信したデータをプリント基板上のDACに向かって送る時、I2SとDSDのモード切り替えが必須
要求スペックが高くて頭を抱えていた時、トラ技編集長にLPC4330-Xplorer基板とNXPの日本法人社員を紹介していただいた
ファームウェア開発工数の見込みは3人月とした 終わってみると、妥当な見込みだった
パソコン側で動かす録再アプリケーションは、中田がフリーソフトとして配布しているものを小改造で流用する予定だった
トラ技編集長の厳命
- キットは買った人が改造できるようにリード線部品を多用すること
- ケースにいれること
前者は、回路設計を担当したハード屋さんの猛烈な抵抗にあいながらも実現したが、後者はいつの間にかうやむやになった
マイコンとDAC間の通信は、100%成功する確信はなかったものの『LPC4330のSGPIOを使えばできるかも』という見込みで、設計を始めた。結果的には、成功した。