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自作オーディオの主観的評価
(客観主義のトラ技で書けない内容)
ΔΣ録再キットDAR001
同機能の市販品と比べて、音質は良いとも悪いとも...
実はトラ技の客観主義は両刃の剣
- 聴感上明らかに音質が違っても、再現性のある数値として測定できなければ、記事に書けない
- 聴感上違いがわからなくても、測定値が異なれば違うものとして書かなければならない
- 素朴に考えても、現在のオーディオ評価を測定して数値化する手段が、人間にとって聴感上聴き分けられる差異を全て網羅できているとは思えない
- 難しく考えると哲学者デカルトが悩んだように、複数の異なる主観が集まった時、共通認識を持てるのだろうか?
- 噛み砕いて説明すると、『10kHzオーバーの高周波が聴こえる人/聴こえない人、Jazzを聴く人/Popsを聴く人/クラシックを聴く人、いろんな人がいるのに、全員が同じ評価を下せるだろうか?』という話もできる (デカルトの悩みはもっと奥深いけど)
- 一部の人にしか聴こえない10kHzオーバーの領域だけで特性に違いを測定できた場合「10kHzオーバーが聴こえない俺には関係ないもんね」と主張する人がいるかもしれない その主張を否定してよいのか?