Webmasterは、ベッドサイドにオーディオを置いて就寝前に聴いています。 このシステムを試聴会に持ち出すと、普段の小音量再生時には充分だった低域が、大音量では不足します。 この理由を考察します。
今更ですが、スピーカーユニットの口径が小さいと、大音量再生時に低域が不足することに気づきました。 大口径の場合と、小口径小音量の場合には問題ありません。
スピーカーに伝わる駆動力で計算しましたが、同じ音圧を再生すると低域ほどコーン紙の振幅が大きくなります。 つまり、小口径大音量では高域より先に低域で振幅が限界に来てしまうのではないでしょうか。
同じ口径でも小音量ならば振幅は小さくなって低域でも持ちこたえます。 大口径ならば、もともとエッジの稼働振幅が大きいことと、コーン紙がたわんで振幅を稼げると考えます。
2019年10月30日 初出