用語としてDSDを使用しない理由

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説明

連載中では、DSDという用語の使用を避けて意図的にΔΣと記述しています。 その理由を書きます。

理由その1

オーディオの世界で使われるDSDという用語は、SONYの登録商標です。 その原理は、従来からΔΣ変調という名称で知られていました。 ΔΣ方式を考案したのは、日本人研究者です。 記事の中では、ΔΣ方式を考案した研究者に敬意を示す意味で、ΔΣと記述しています。

理由その2

DSDを取り扱う業界団体が存在します。 業界団体に入らずにDSDという名称を使用すると、SONYではない某社のホームページに 『勝手に登録商標を使用するな』という意味の嫌味を書かれることがあります。 これを避けるために、DSDの名称使用は避けています。

Webmasterの考えでは、DAR-001TGで使用しているLSIのメーカーが商標の使用権を持っているはずなので、使用しても構わないと思うのですが。

記事中の表記が揺れている理由

webmasterが提出した原稿には、DSDという用語は1回も出てきません。 ところが出版されている雑誌の中では、ΔΣの他にDSDという表記も一部に見られます。 筆者の最終校正の後で編集さんが追加した文章の表記には、DSDという用語が使われてしまっているのです。

更新日

2014年12月3日 初出


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