HiFiオーディオの感想

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説明

Webmasterの自宅オーディオは、電流帰還アンプとPDMアンプのおかげで格段にHiFiとなりました。

電圧駆動で大音量再生していた人と同じディティールが、小音量再生で聴こえているはずです。 その感想を書きます。

地デジのスタジオ放送

地デジのスタジオ放送を聴いていると、今まで聴こえなかった音が聴こえてきます。

NHK朝7時のニュースを普通の会話程度の音量で再生していても、機材のファンがたてるノイズ、スタッフの咳払い、スタッフがものを落とす音などが聴こえます。

2022年9月15日追記

この直前の文章を公開した後、NHK朝7時のニュースでマイク構成が変わったようです。 スタジオの背景音を拾っていたマイクが廃止されたようで、ファンの音、スタッフがものを落とす音が聞こえなくなりました。

アナウンサーの声を、アナウンサーの襟元のピンマイクだけで拾うようになり、別の不具合が発生しています。 アナウンサーが原稿を読むためにうつむくと、口とマイクが近くなって音声が大きくなります。 アナウンサーがカフを上げているのにミキサーが絞っていることがあり、喋りだしているのに声が聴こえないトラブルが頻発しています。

SEやBGMが気になります。

例えば、ドラマのSEが気になります。

勧善懲悪の時代劇だと、鳥の鳴き声がステロタイプで入っています。 長屋ではスズメが鳴き、緑の多いお屋敷前ではヒヨドリが鳴き、郊外に出るとトビが鳴いています。

現代劇だと、種類が増えます。 カラスやオナガも聴こえますし、秋の野外だと百舌鳥の高鳴きが聴こえます。

BGMも気になります。

2019年5月25日にNHK総合で放送していたブラタモリは、堺市でした。 ドローンを飛ばすときは、ドロンボー一味のテーマがかかりました。 突然、昔のヘリコプタードラマ『Air Wolf』のテーマがかかったかと思うと、地形のヘリの話をしていました。

以前何かの番組でファスナーの話をしていたときは、チャック・ベリーがかかりました。

この手のお遊びは好きですが、度を越すと番組の本題が頭に入りません。 そこそこにお願いします。

楽器の音がきれいに分離します

POPSやRock'n Rollを聴くと、楽器の音一つ一つがリアルに聞こえて他の楽器と区別できます。

REBECCAの曲で顕著なのですが、HiFiになるほど今まで漠然と聞こえていた音が一つ一つ聴こえてきて新しい発見があります。 おそらく、REBECCAの音作りの手法なのでしょう。 SAS(Special Air ServiceではなくてSouthern All Starsのこと)でも『Bye Bye My Love』『ミス・ブランニュー・デイ』あたりで同様の音作りをしています。

逆に、HiFiになっても音数が全く増えないのは、初期のTM-Networkです。

あと対照的なパターンとして、楽器数を減らして音色を強調する音作りもあります。 最近webmasterが聴いて印象的だったのは、スピッツの『優しいあの子』のCDシングルです。 金管楽器が胸にしみます。

ヴォーカルのブレスやギタリストの左手が弦を滑る音が聴こえます

今まで聴こえなかった、ヴォーカルのブレスや、ギタリストの左手が弦を滑る音が聴こえてきます。

ただし、HiFiでない再生機器でもブレスやギタリストの左手を聴こえるようにした強調しすぎの録音があります。 小田和正の『あの日あの時』のCDや、宇多田ヒカルの『花束を君に』のハイレゾ版などです。

放送機材で歪が乗っています。

ここ数週間気になっていたのですが、本日2019年8月9日の放送でも確認しました。 地デジNHK総合の番組『首都圏ネットワーク』で、アナウンサーの肉声に歪みが乗っています。 同じ番組でも録画の放映時とお天気キャスターの声には歪が乗っていないので、スタジオ機材のマイクロフォン、アンプあたりが怪しいです。

TOKYO FMのサンデーソングブックが音質改善しました

この文章を書いているのは2022年9月15日です。 過去数年気になっていたのですが、CATVの再送で受信しているサンデーソングブックで山下達郎氏や竹内まりや氏の楽曲がかかると、高音が歪っぽく、低音が物足りなかったです。 CM音声には、不足は感じませんでした。 9月7日にTOKYO FMの問い合わせフォームから、指摘してみました。

9月11日の放送では、明らかに改善していました。 山下達郎氏も竹内まりや氏も滑らかな高音と力強いドラムス、ベースが聴こえました。 オールディーズでも高音質化したようです。

例えて言うならば、BurrBrownのDACをESS社のDACに変更したような感じでした。

2022年9月25日追記

今日の放送はまた違う音質でした。 先週は番組全体をESS社のDACで再生したような音がしていました。 今日は、曲ごとに別々の音質設定で流しているような感じでした。 Webmasterのオーディオで一番音質がよく感じたのは、最後の曲でした。 山下達郎氏の肉声も、倍音成分のバランスを先週と比較すると低音も高音も控えめで中音域中心でした。 ただ、9月4日以前の高音が歪っぽい現象は無くなりました。

2023年7月18日追記

16日の放送は、前半が元に戻ったような感じでした。 高域に歪みが載り、低域が物足りなかったです。 後半の『潮騒』以降では若干低域が上がったような感じがしましたが、高域の歪感はそのままでした。

2023年9月8日追記

9月3日の放送は、『sync of summer』に高域の歪感と低音不足があって、『あまく危険な香り』は高音質でした。 もしかしたら、Tokyo FMが用意する音源がロッシー圧縮されているのではないでしょうか。 山下達郎氏が用意する音源は、PCMで高音質だと。 そんな気がしてきました。

2024年3月31日追記

3月24日の放送では、スタイリスティックスの楽曲とその次の楽曲が、高域歪感と低音不足でした。 以前よりは歪感が低減された感じです。 番組中で、「TOKYO FMは、CD音源を廃棄してHDD音源に切り替える」という話をしていましたが、HDDに格納された音源がロッシー圧縮なのではないでしょうか。

2024年4月14日追記

4月14日の放送では、ずっと「ジュビジュビ」とノイズが乗っていました。 CATV送り出しの問題かな?

2023年のテレビ東京 隅田川花火大会中継

2023年7月29日にテレビ東京が隅田川花火大会の中継をしていました。 花火を打ち上げる音と破裂する音が、今までにないくらいリアルでした。

理由は不明です。 オーディオをグレードアップしたせいかもしれませんし、中継用のマイクを追加したのかもしれませんし、中継の音にコンプレッションをかけたのかもしれません。

いきものがかりの音源

Webmasterが再生していて、聴き終わると耳鳴りがする楽曲があります。 いきものがかりなどです。 再生システムの問題かと思っていたのですが、昨日別のシステムでFM放送を聞いていてもいきものがかりの曲で耳なりがしました。 再現性100%です。

波形を調べてみたら、0dBまできっちり使い切っていますが、海苔というほどの波形でもありません。 同様に耳鳴りするのは2000年代の楽曲なんですよね。 1980年代の曲も2020年代の曲も問題ありません。 もしかしたら、電子透かしが悪さしているのかもしれません。

2024年3月31日追記

3月29日TOKYO FM放送の『TEPPAN FRIDAY』で『いきものがかり』の楽曲がかかりました。 1曲終わる頃には、耳鳴りがしました。

掲載日

2019年5月26日 初出

2024年4月14 追記


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