トラ技2018年10月号に見る電圧帰還アンプへのこだわり

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説明

トラ技2018年10月号第5章「終わりよければすべて良し!スピーカ超入門」には、誤解と時代遅れの評価が並んでいるので指摘します。

記事中の問題点

細かい表記に逐一反論するのは面倒なのでしませんが、そのうち追記するかもしれません。

2018年10月26日追記

もう一つありました。

2018年10月26日追記 トラ技の劣化

Webmasterがトラ技に記事を書き出したのは、2012年2月号からだったと記憶しています。 このときトラ技編集長にくどいほど念を押されたことがあります。

などです。

2018年10月号の第5章は、こういった縛りを全く無視しています。 エンジニア向けの雑誌にあるまじき記述で、例えて言うならば杉田水脈氏の論文を載せた新潮45誌に相当します。 杉田氏の間違いは分かりやすかったので炎上しましたが、第5章の間違いは誰も指摘していないだけの話です。

日本のオーディオ界にはwebmasterより有能なエンジニアが1000人ほどいらっしゃるそうですから、みなさんわかっていてわざと黙っているのでしょう。 おそらく、自社製品を電圧駆動から電流駆動に切り替える間の時間稼ぎをしているのだと予想します。

2018年12月20日追記 第5章筆者の情報

トラ技編集部へ行って、2018年10月号第5章の筆者の素性を確認してきました。 勤務先会社名は伏せますが、一旦オーディオ事業を廃止した後ここ数年だけ以前のブランド名を復活させている某電機メーカーのエンジニアでした。 彼がオーディオの開発に携わっていたのは、1980年ころまでだそうです。 通りで、古い価値観の記述が具体的根拠も示さず並んでいたわけです。 みなさんは、恐竜のようなエンジニアに騙されないだけの実力をつけてください。

掲載日

2018年10月25日 初出

2018年12月20日 追記


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