第13回1ビット研究会発表資料の補助資料から転記します。
Webmasterのオーディオ体験です。
発表日2016年6月22日直前に書いた文章であり、2019年1月現在の視点では古くなっている記述も残します。
某普及価格帯のプリメインアンプ (業界賞を受賞した機種 DENON PMA-390SE)
アンプの電源を入れ、CDアルバムを1時間ほど再生してから放置すると、無音のはずのスピーカーから『サワサワ』とノイズが聞こえた。
まるで、計算精度の低いIIRデジタルフィルタにノイズが残っているような音だった。 『最近の普及価格帯プリメインアンプは、プリ部分の制御(トーンコントロール、ボリューム)などをデジタル処理しているのではないか?』という疑惑がわいた。 ケースを開けてみたけど、該当LSIの型番が消されていたため、調査をうちきった。
USB DACやアンプが自作できるようになると、高い金を払ってメーカー製の完成品を買うよりも、自分のこだわりを組み込める自作のほうが納得がいく。 設計や実装が下手で、メーカー製よりも音が悪くなったとしても、自己責任。 不具合の原因さえわかれば、いつでも改良できる。
1bit研究会補助資料から転記 2019年1月25日