カバー曲

ここでは、有名な曲のカバーをとりあげます。

ご注意

ここに書かれた CD の発売コードは、 全て私のコレクションで確認したものです。 既に廃版になったり、 安くなってコードの変わったものもあるのでご注意ください。 また、私やあなたの手違いによってコードを写し間違う可能性がありますので、 CD 店に注文するときは確認しましょう。

SOMYDAY

SOMEDAY と言えば佐野元春ですね。 この SOMEDAY にカバーがあるのを知っていますか。 歌っているのは、昔モトハルのバックコーラスをしていた白井貴子です。 アルバム I LOVE love (32DH 307)の1曲目です。 車のクラクションがかぶさるイントロから始まる、 モトハルの SOMEDAY はもはや現代のスタンダード曲となっていますが、 女性ヴォーカルの SOMEDAY もなかなか良いです。

HEADS がカバーした SOMEDAY(VICL-35414) もありますね。 あらためてカバー曲として聴き直して感じるのは、 元曲のメロディーとリズムが普遍的な価値を持っているということですね。 今になってカバーされるというのは、 カバー曲の企画を考えた人達もその辺の所を充分に認めていたのでしょう。 さて、カバーするときに付け加えられたラップ部分ですが、 元曲のリズムを崩さず上手に入っています。 でもラップ部分で言っていることに脈絡も一貫性もないように感じるのは、 私だけでしょうか。 ただなんとなく雰囲気で詞を乗せればいいってものでもないでしょうに。 その辺が減点対象ですね。 しかし、最近の人はラップが上手になりましたね。 モトハルのラップと比べると...(以下自粛)。

さらばシベリア鉄道

さらばシベリア鉄道と言えば大瀧詠一ですね。 でも、太田裕美も歌っています。 順番から言うと太田裕美に書いた曲を、後から本人がセルフカバーしたのかな。
♪伝えておくれ、12月の旅人よ
というところの歌い方がふたりの違いです。 カラオケで歌い分けると、私のような人にだけウケます。 太田裕美の CDは BEST COLLECTION (30DH 424)、 大瀧詠一の CD は A LONG VACATION (35DH 1 なんと日本で最初に発売された CD、今ではもっと安い再版があるはず)です。

Bachelor Girl

Bachelor Girl と言えば、稲垣潤一ですね。 これも、曲を書いた大瀧詠一がセルフカバーしています。 大瀧詠一の方は complete EACH TIME (32DH 555)で 、 稲垣潤一の方は ニュー・ベスト ナウ (CA32-1448)。

以前、中古CD屋で稲垣潤一のCDを見つけたことないとここに書いたら、 その翌日に ニュー・ベスト ナウを見つけてしまいました。

君がいない

君がいないと言えば ZARD ですね。 でも、この曲はカバーなのです。 元曲はアイドルと思われる3人組 TUNE’s Blues Band が歌っています。 CD シングル (MEDR-10001) がそれです。 ZARD のアルバム揺れる想い (BGCH-1001) に入っている曲は、 B-version と書いてあって、詞が変わっています。

Yuming の曲いろいろ

時をかける少女、ダンデライオン、守ってあげたいと言えば、 原田知世ですね。 青春のリグレットと言えば、麗美ですね。 これらの曲も、曲を書いたユーミンが後からセルフカバーしています。 今の人は、セルフカバーの方だけ知っていたりして。 原田知世の曲は、SINGLE COLLECTION ’82〜’88 (32DH 5093) で全部聞けます。

この間ユーミンの歌で、歌詞が時をかける少女なのに、 メロディーが全然違うのがかかりました。 あれは、なんだったのだろう。

2022年5月24日追記

『時のカンツォーネ』という曲なんですね。

Yellow Submarine

Yellow Submarine と言えば、ビートルズですね。 この日本語カバーで イエローサブマリン音頭 があります。 知らない人は音頭っていうところにひっかかるかも知れませんが、 訳詞は上手に意訳した歌詞で、元曲ののどかな雰囲気をうまく表現しています。 そののどかな雰囲気を表現するのに、音頭がぴったり来ます。 歌っているのは金沢明子で、 LET’S ONDO AGAIN SPECIAL (00DH 604)に入っています。 企画、制作には大瀧詠一が加わっていて、 曲中の潜水艦内の叫び声に杉真理や佐野元春が参加しています。 私は、大瀧詠一が作った音頭の中では最高傑作だと思います。

王様がディープパープルの日本語カバーをする10年以上も前に、 同じようなことをやっていた人達がいるのです。

SAMURAI DRIVE

SAMURAI DRIVE といえば、cune ですね。 そうじゃなくて hitomi ですか。 hitomi の曲(AVCD-30305)が インディーズバンドの cune (HLS-0007)のカバーだと言うことは 有名だと思います。 両方聞き比べてみました。 hitomi の方は、歌詞がリファインされていて、 演奏はエフェクターを多用したりしてキャッチーです。 くらべて cune の方は、荒削りで乱暴な演奏なんですけど、 私の好みはシンプルな cune の方です。 JPOP の hitomi 対 Rock’n Roll の cune と言ったところですか。

両方に共通しているのは、歌詞の the を発音していないことです。

交差点のあたり

山下達郎の On The Street Corner を、 忌野清志朗が日本語でカバーしたのが 曲り角のところで というのは真っ赤な嘘です。 だまされないように。


2022年5月24日 追記



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