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ハイレゾブームで
20kHz以下の再生音にも良い影響が?
例え話 その昔、地上波TV放送局がアナログ放送を続けながらハイビジョンへの移行を始めた頃
ニュースの取材をディジタル・ハイビジョンで記録するようになったら、マスター録画品質向上によりアナログNTSCの受像機で見ていても再生品質が向上した
- 同様の現象で、ハイレゾブームが可聴帯域の再生音質向上に役だっているのかも
例えば、こんなことが起きるかも?
- 20kHz上限でギリギリ6dB落ちだったf特のアナログ機器を、上限40kHzまで伸びている機器に置き換えたら、20Hz〜20kHz部分のf特がきれいなフラットになったとか
- 20kHzオーバーのf特を保証するため、電源のインピーダンスを下げなければならなかったことが、増幅回路の安定動作に貢献したとか
- 商売人からの「ハイレゾブームに乗り遅れるな」というプレッシャーで、レコーディング・エンジニア、マスタリング・エンジニアが音源をより丁寧に扱うようになったとか
マスター音源のサンプリング周波数を上げれば、ノイズシェーピング効果を得やすいのは事実