ラズベリーパイを学習型リモコンにする、ハードウェアとソフトウェアです。 トラ技2016年8月号のApple Pi基板とコンパチに作った赤外線送受信モジュールになります。
トラ技編集長に、「フォロー記事にしますか?」とたずねたところ、「記事にしないので、自分のwebで公開して良い」とのことだったので、公開します。
シンプルな回路です。
回路図のPDF赤外線のセンサーとLEDは、秋月電子で購入しました。
LEDを駆動する電流増幅では手を抜いて、74AC245を使いました。
赤外線センサーの5V出力をラズベリーパイの3.3V入力につなぐために、ダイオードを使っています。
ラズベリーパイの5V電源は、基板から供給しています。
送受信のプログラムは、記事に乗っているオリジナルも使えますが、使い勝手の問題で拡張してみました。
ラズベリーパイのGPIOをC言語から制御するライブラリは2種類あります。 元記事では使用するライブラリによってソースコードが分かれていましたが、同じソースコードからMakefileの記述だけで切り替えられるようにしました。
6畳間で使う限り、問題ありません。 エアコンの制御信号は、冷房などを始める時に設定温度などをリモコンから送っているようです。 設定温度が変わると、制御信号も変える必要があるのでご注意ください。
2019年5月19日 初出