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トップ → コンピュータの国 → ハードウェア → I2SバスLRCK信号の極性
説明
いろいろなI2SマスターとDAC LSIをつないでいたら、LRCKの極性に疑問を持ちました。
実際に調べた結果を記録します。
測定結果とデータシート情報
I2SのLRCKは、直前のチャネルのLSBと同時に変化して、次のチャネルのMSBに続きます。
ここでは、左チャネルMSB信号が来るときにLRCKがLowかHighかで判定します。
左チャネルMSB信号が来る時、LRCKがLowの入出力
- Raspberry Pi4のデバイスドライバを hifiberry-dac にした場合
- Amanero Combo 384のCPLDに CPLD_for_1081 を、CPUに firmware_2006be10 を書き込んでデフォルト設定にした場合
- XMOSの出力
- ES9018k2m, ES9028q2m, ES9038q2m,
CS4398,
FN1242A,
UDA1380,
WM8716, WM8741,
AK4490R,
PCM1792A, PCM1794A, PCM1795, PCM2704/2706, PCM514x, PCM512x, DSD1792A, DSD1794A,
が期待する入力
左チャネルMSB信号が来る時、LRCKがHighの入出力
左チャネルMSB信号が来る時、LRCKがLowの入出力 右チャネルが先にくる
極性を間違えた時
極性を間違えて接続したときは、右チャネルと左チャネルが逆転します。
また、LSIの左チャネルから出てくる右チャネルの再生音が、1サイクル遅れます。