IPv6 対応させた Apache 2.0.39 の logresolve

説明

Apache 2.0.39 に附属するユーティリティーの logresolve を IPv6 対応にしました。

2003年6月27日に、 IPv6アプリコンテスト2003事務局の方から コンテスト参加のお誘いをいただいたので、出品しました。

詳細

logresolve は Apache に附属するユーティリティーの一つで、 ログファイルに記録された IP アドレスから ホスト名を逆引きして表示します。

コンフィグレーションで HostnameLookups On と指定すれば不要なのですが、 なぜか Vine Linux 2.5 で make した Apache 2.0.39 でこの指定が有効にならないため、 logresolve を使用することにしました。

って言うかー apr_getnameinfo() って実体はどこにあるの?

なお、IPv6 関係のコードは Linux 依存かも知れません。

logresolve の作成方法

  1. 先に Apache 2.0.39 を入手して、configure をすませる。
  2. IPv6 対応の logresolve.c を入手して、 support/logresolve.c と入れ換える。
  3. make する。

logresolve の使い方

従来と全く変わりません。 IPv6 アドレスの逆引きに成功した場合、 ホスト名の後に "(IPv6)" と表示されます。 同じホスト名で A レコードと AAAA レコードを持っている場合、 どちらのプロトコルでアクセスされたかを判別するためです。

The Apache Software Foundation への連絡

The Apache Software Foundation へは連絡済みです。 しかし、彼らはメイル嫌いのようで、 メイルを送ると、 「このメイルは自動応答です。 我々に連絡する前に FAQ で問題が解決しないか調べてください。」 という内容の返事が返って来ると言うことが何回かありました。

プログラム

対応OSファイルサイズバージョン日付
unixCソース logresolve.c12,250 Byte1.02002年8月23日


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