HTML_H2(説明)
HTML_P(知る人ぞ知る Another HTML-lint を、
Vine Linux 2.6 に移植しました。)
HTML_P(Another HTML-lint を知らない人のために解説しますと、
HTML ファイルの文法チェックをしてくれる CGI です。
製作者による
Another HTML-lint のサイト
もチェックしてみてください。)
HTML_H2(追加情報)
HTML_P(移植した後で気付いたのですが、
Vine Plus には Another HTML-lint も jcode.pl もありましたね。
Another HTML-lint は Vine Plus の SRPM に、
jcode.pl は noarch にあります。
うーむ、不要な苦労をしてしまったかもしれない。
Vine Plus から取得するかここから持っていくかは、
みなさんの判断に任せます。)
HTML_H2(Vine Linux 2.6 へのインストール方法)
HTML_P(あなたの使っている OS が Vine Linux 2.6 なら、
この下にあるリンクから tgz ファイルを持っていくことで、
簡単にインストールできます。)
HTML_P(tgz ファイルを展開すると、)
- ./html/htmllint/
- ./cgi-bin/htmllint/
HTML_P(の二つのディレクトリができます。
それぞれを)
- /home/httpd/html/htmllint/
- /home/httpd/cgi-bin/htmllint/
HTML_P(に配置してください。)
HTML_P(そのほかに、Jcode.pm モジュールが必要となります。
Jcode の入手法
に Jcode.pm モジュールの入手方法が記述されています。
この説明を参考にすれば、簡単に入手できるでしょう。)
HTML_P(あとは、ファイルの所有者、アクセス権、httpd.conf の設定をして
CGI を使えるようにするだけです。
なお、Apache や perl モジュールを導入していないので
動作しないという人の面倒まではみきれません。
CGI を自力で動作させられるけど
Another HTML-lint の導入で行き詰まっている人は、
この説明で動作させられるでしょう。)
HTML_H2(オリジナルファイルからのインストール方法)
HTML_P(あなたの OS が Vine Linux 2.6 と互換性が無い場合や、
Another HTML-lint の次のバージョンアップのときに私より早く移植したい
人のために、一般的な unix 環境で動作させる手順を書きます。)
HTML_P(まずは、オリジナルサイトからファイルを入手してください。
これを展開すると、HTML ファイルやビットマップ、CGI 文法ルール定義ファイル
などが一つのディレクトリに展開されます。
Vine Linux では HTML と CGI を異なるディレクトリツリーに
展開することになっているので、
分けておきましょう。
画像ファイルも HTML と同じ場所に置く方が、
後々の処理が楽になります。
Apache の設定次第では、HTML と CGI を同じディレクトリに配置することも
不可能ではないと思われます(未確認)。
でも、先人の知恵で分割する設定になっていて、
それを変更すべき明らかな理由が無い場合は、
システムの初期設定に合わせましょう。
この段階で、HTML ファイルの表示とリンク先への移動は
できるようになるはずです。)
HTML_P(次に download.html の内容を良く読んで、
必要なモジュールを追加します。
私の環境では Jcode.pm の入手だけですみましたが、
他の環境ではどうなるかわかりません。
必要なモジュールが揃うと、コマンドライン版の htmllint が動作します。
CGI ディレクトリに残っている htmllint (拡張子無し)のファイルがそれです。
パラメーターにローカルの HTML ファイル名を渡すと、
コマンドラインで HTML の評価をしてくれます。
この時点で、必要な perl パッケージが揃ったかどうか判定できます。
ちなみに、htmllint ファイル先頭の #! の後ろは、
自分の環境の perl インタープリタの場所に合わせて書き換えましょう。
またファイルの実行権をつけないと、コマンドとして動作しません。)
% perl ./htmllint target.html
HTML_P(とか指定すれば良いんですけどね。)
HTML_P(次に HTML と CGI 間で行き来できるようにリンクを調節します。
HTML には CGI ヘのパスが ./foobar.cgi という形で入っているので、
これを自分がインストールした配置に合わせて書き換えます。
はっきり言って、この作業が一番面倒です。
CGI から HTML へは、htmllint.env ファイルの中で設定しているので、
1箇所書き換えるだけですみます。
htmllint.env ファイルは、
オリジナルの htmllintenv ファイルをリネームしてから書き換えてください。
変更が必要な箇所には、詳細なコメントがついているので、
簡単に書き換えられると思います。
また htmllintrc ファイルを .htmllintrc にリネームして、
必要があったら中身を書き換えます。)
HTML_P(さらに CGI スクリプトの第1行には、
perl インタープリタのフルパスが書いてあります。
これも先の htmllint スクリプトと同様に書き換えます。)
HTML_P(以上で設定は終わりです。
お疲れさまでした。)
HTML_H2(製作者への連絡)
HTML_P(石野さんへは連絡済みです。
変更したファイルの再配布を快諾していただきました。
みんなで石野さんに感謝しましょう。
ビールもおごりましょう(笑)。)